オフロードだけではなく、オンロードでも十分楽しめます。マウンテンバイクについて

こんにちは。バイクエイト、店長の若尾です。

12月も終わりに近づき、冬らしく寒さも一段と厳しくなり、自転車を漕いでいると手が悴んできて、

防寒装備が必要な季節となりました。

さて今回はマウンテンバイクについてご紹介させて頂きたいと思います。

マウンテンバイクと聞いてどのような印象を抱かれるでしょうか。

例えば
・タイヤが大きくてゴツゴツしているから重そう
・山道を走るイメージ
というイメージを持たれるかと思います。

マウンテンバイクが山道をさっそうと走るシーン。写真や映像などでよく見かけますね。
マウンテンバイクは舗装が施されていない道や、路面状態が悪い道でも軽快に走ることができます。

なぜそのような道でもマウンテンバイクは走ることができるのでしょうか。

衝撃を吸収するサスペンション


それは、マウンテンバイクにはサスペンションと呼ばれる衝撃を吸収してくれる部品がついているからです。
地面の凹凸や障害物に乗り上げた際、サスペンションが衝撃を吸収し体への負担を和らげてくれます。

MTBはサスペンションが有る、無しでタイプが分かれます。

サスペンションが無いタイプはリジットといいます。

リジットは、路面状況の凹凸の衝撃がダイレクトに体に伝わるので、疲労しやすいですが、体幹を鍛え上手に凹凸を軽減させる体の使い方が出来るようになると、バイクの操作も上手になり楽しくなります。

サスペンションが有るタイプには、ハードテイルとフルサスペンションの2タイプです。

ハードテイルは、フロントのみにサスペンションがあり、フルサスと比べると重量は軽るくなります。

フルサスペンションは、フロントとリアにサスペンションがあり、どんな悪路でもタイヤを地面に接地させるので、バイクコントロールがしやすくなります。

初心者の方でも、ハードテイルとフルサスペンションの自転車を容易に扱うことはできますが、フルサスペンションは自転車の価格が高価なものとなります。また、走る目的にあわせて、サスペンションを選ぶことが大切であり、コンプレッションやリバウンドなど細かい調整が必要になってきます。

サスペンションの調整を使いこなすことができるようになると、悪路や段差を超えて走ることが楽しくなり、山道など非日常の景色がより一層楽しむことができます。

タイヤのサイズも3種類

マウンテンバイクのタイヤには大きく3種類(厳密にはそれぞれプラス(+)というサイズがあるので6種類)存在します。
26インチ、27.5インチ、29インチというサイズがあり、サイズが小さいほど操作性がよく、大きいほど安定感・走破性があります。

約20年前にマウンテンバイクのタイヤのサイズは、26インチのサイズしかありませんでした。
26インチのタイヤは操作性は優れていますが、27.5インチ、29インチサイズと比較すると、長い距離を走ると安定性や疲労感の違いが良く分かります。また、タイヤのサイズが大きいほど、段差を乗り越えるときの安定感がよく、慣性モーメントが大きくスピードもでるようになり、マウンテンバイクの楽しみ方の幅が広がります。

タイヤのサイズが大きいと重くて上りが大変と思われがちですが、実際乗ってみるとそれほど重く感じません。タイヤの接地面積が大きく、グリップが増し、路面へ効率良く力が伝わるので軽快に走ることができます。

私はMTBをオフロードのみならず、オンロードでも、マウンテンバイクを好んで使用し走っています。

当店のお客様の中には、

・時間がとれないときはスピード感のあるロードバイク
・時間がとれるときは長時間漕いでも、安定感があるマウンテンバイク

と使い分けている方もいます。

私も安定して走れる、XC・マラソンライド系のSDA王滝仕様のマウンテンバイクで、よく琵琶湖一周をします。私のバイクはフルサスペンションなので、一日中乗っていても、体へのストレスが少なくて快適ですよ。

また、マウンテンバイクを通勤・街乗りにもおすすめします

自分の走りたい場所をイメージしながら、自分に合ったカスタマイズが可能になります。当店では、お客様の乗る目的をお聞きして、お客様に合う自転車をご提案させていただき、また、カスタマイズもさせていただきます。

お店にご来店頂いた際に、お話をしながら一緒に自転車を選べたらなと思います。

2018-12-26|
関連記事