バイクエイトでは自転車だけではなく、MBTという靴も取り扱っています。
MBTについて知りたい人はこちらで詳しく解説しているので是非チェックしてみてください!
今回はそんなMBTのトレーニングを長く続けられている方へインタビューをしました。
普段は自転車競技をおこなっているという方ですが、MBTを付けたトレーニングを続けることで、大会に優勝できるような体に仕上げることができたと言います。
——MBTを使い始めてどれくらいになりますか?
「2014年秋ごろから、2015年始めにMBTのバイクエイトさんから紹介をしてもらいました。その当時、私はマウンテンバイクのシングルスピードという種目にでていました。シングルスピードとは、変速ギアがないバイクを使った種目です。ギアがないため、力まかせ、脚力まかせな踏み込みだけで通用する種目ではありません。そのため体全体の効率を上げるるために、かつ怪我もしにくいようなトレーニング方法を模索していた時期でもあります。ランニングをオフトレでやっていたこともあり、その流れでMBTを教えてもらいました。それから段階的なトレーニングのステップを踏んで、今に至ります。ウォーキングとジョギングでMBTを使っています。」
——MBTはジョギングでも使えるんですね。
「結局普通の靴で走った時と、MBTで走った時でも使ってる体力は同じだと思います。ですが、同じ体力で同じ距離を走った場合、正しい指導を受けてMBTを使った時のほうが体使いの効率が良くなり速く走れます。それから走りきったあとも、MBTを履いている場合のほうが余力が残っている感覚があります。MBTというとウォーキングのためのものという考えもありますが、ジョギングにもおすすめですね。気持ちよく息もあがって、満足感が高くなると思います。」
——Speed2という製品を使っておられますが、他のMBTと比べて違いはなんですか?
「ラン中も体が常にまっすぐを意識できると思います。常にお腹と腰がまっすぐになっていて、靴の重さも軽いので、疲労感がまったく違いますね。Speeed2だけの話ではありませんが、普通のシューズを使って走るよりも、MBTを履いて走るほうが、楽に感じます。」
——初心者ランナーがMBTを使って走るときに気をつけることはありますか?
「初心者の場合だと、どうしても前に行こう前に行こうという意識が先になってしまうと思います。ですが、まずはMBTを付けて足踏みをすることから始めてはいかがでしょうか。足踏みをしながら、姿勢を意識してください。腰の高さ、目の位置を定めることが重要です。それに慣れてきたら、腰を前に出すようにして歩きだしてみてください。足が先にでるというよりも、お腹から前に行くイメージです。姿勢を意識できるようになると気持ちよくウォーキング、ジョギングを楽しめるようになっていると思います。」
——普段は自転車競技をされているとお聞きしましたが・・・。
「競技自体は色々な車種で20年以上、近年は長距離種目に取り組んでいて、SDA王滝シングルスピード100kmで2回優勝しています。1回目に優勝したときに、次の結果に繋がるようなトレーニングをできないかと思っていたときに、MBTの指導をしてもらい始めました。それまでのトレーニングはかなり力まかせなもので、ヘトヘトになることに喜びを感じているような状態でした。ですが、これって怪我にも繋がることなんですよね。なのでスポーツを楽しく、長く続けるためには、これを変える必要がありました。秋の大会から春の大会の間、約半年間、MBTを使って、ウォーキングかジョギングしかしないというトレーニングに変えました。自転車に乗らないから、効果があるのか不思議に思われるかもしれません。ですが自転車に乗った時の全身の感覚が変わっていましたね。いままで足腰だけで無理やり漕いでいた動きが、無理矢理じゃなく上半身との連携を自然と意識して回せるようになっていました。ペダルを踏み込む瞬間とMBTを使った動きが一致して、とても楽に動けるようになっていたんです。自転車のトレーニングだけしている人からみたら、私の漕ぎ方に違和感を覚える人もいるかもしれませんが、競技成績も上位安定したうえ、長距離を走ると頻繁に出ていた膝周りの痛みや違和感も感じることがかなり減り、私としてはとても腹落ちしている動きになっています。」
最後に
以上がインタビューの内容です。
MBTを履いて歩く動きと自転車の漕ぎ方にも繋がるところがとても面白いと思います。
MBTはウォーキングだけでなく、ジョギングにも活用できることがわかりました。
ただし、普通の靴でランニングをする感覚で履いて走ると、逆に体のバランスを崩してしまうこともあるようです。
皆さんも走り方などはしっかり指導を受け、MBTでランニングしてみてはいかがでしょうか。